皆さんこんにちは、笹沼です。6月になり、一段と夏の気配が感じられるような、暑い日が続く様になりましたこの時期は、暑くて寝苦しい夜もあったり、そうかと思えばぐっと冷え込んでみたり、体の調子を崩しやすい時期でもあります。どうか、お身体にお気をつけてお過ごし下さい。
さて、暑さといえば毎年この時期になると、何とか涼しく過ごせないかと遮熱塗料とか、断熱塗料とかが話題になります。
この似たような名前の塗料はともに、建物が暑くならないようにする機能を持っています。
ところが、この二つの塗料には、決定的な違いがあります。
それは、どのようなことなのか、おわかりになりますでしょうか?
太陽の光は、何か物に当たると、その振動で熱エネルギーに変わり熱を発生させます。その熱を発生させないために、熱に変わる波長の光だけを反射させて、建物の温度が上がらない様にすすのが、遮熱塗料と呼ばれているものです。
一方断熱塗料は、反射させる機能も持ち合わせているのですが、それだけではなく、反射しきれずに熱くなった外壁や屋根の熱を、自分の中に溜め込んでしまうのです。
この作用によって、熱は建物の中に伝わりにくくなり、外の気温が下がっても家の中の温度が下がらずに、寝苦しい夜から開放されるのです。
この材料を室内に塗ると、暖房で暖められた熱や冷房で冷やされた熱は、断熱機能により蓄えられ、外に放出されにくくなります。
したがって、暖房、冷房の効果が非常によくなり、電気やガス、灯油などの光熱費が節約できるということです。これが一番の違いです。
夏涼しく、冬暖かい断熱塗料、試してみるなら室内でもご活用頂けますね!
いつもありがとうございます。
代表親方 笹沼亮一